遊タイムと設定付きパチンコ

2020年11月17日付け

設定付きパチンコが本格的に導入され早、1年。
スロ雑誌やエナブログ等でも大きく特集されましたが、やはり釘調整ありきのパチンコに設定という概念が根付くことは難しく、 黒歴史としてパチンコ史に新たな1ページを刻んだことは皆さんの知るところでしょう。
設定ごとの割調整、すなわち、設定1のボーダーをどの程度にするのかメーカー各社で足並みが揃わなかったことや、 1機種たりとも釘調整ができない盤面(セル盤?)で台が開発されなかったことなど、正直、見切り発車だった感は否めませんよね。 設定1が辛すぎたり、逆に設定6が甘すぎたり、、、「甘」(遊パチ)での開発がメインだったことも伸び悩んだ原因として挙げられそうね。

すでに設置は少なく、設定を煽るイベントもほぼ見なくなり、「設定付きブーム」は完全に終焉したと見てよいでしょう。

そんな大コケした「設定付き」と入れ替わるように登場したのが、ご存じ「遊タイム」。
僕が大学卒業を前にした就職活動の時、 「豊丸」だったか「カス商事」のグループ面接で提案したのが「天井」だったんですが(ディベートのテーマはぱちんこの新機能)、 それが20年越しで実現するなんて、ようやく時代が僕に追い付いてきたようですね。
※他の求職者の多くも「天井」や突然時短を提唱していたので、当然メーカー側にも構想としてはあったのでしょう。 当時の内規や規則が天井に対応していなかったことが、ここまで天井が導入されなかった理由だと思います。 おそらくこの時、「プッシュボタンを採用したユーザー参加型のゲーム性」を提案できていれば、今頃、僕は豊丸かカス商事の社員になっていたと思います。(ゲラ)

さて、遊タイムですが、、、
簡単に言うと、規定ゲーム数を消化することで、突如、時短が発動し玉を減らすことなく次回の当たりを目指せる(仮)天井機能のこと、、、 なんて説明しなくてもわかってるよね、、、
あえて例えるなら、スロットで言うところの、少し前のノーマル機によく搭載されていた「天井RT」みたいなものです。
これが、現状、「小当たりラッシュ」との併用がどこまで可能なのかよくわからないため、どこまで化けるかは未知数ですが、 少なくとも、今後の内規や法改正?により、スロットルの「ART」のように、大当たりを介さず出玉を得られるような機能に育つ可能性もあり、設定付き同様、 パチンコの概念そのものを大きく変える力を秘めた機能であることは間違いありません!

パチンコでART(=突然小当たりラッシュ)かあ、、、夢は広がるよね!!

と、遊タイムを「前向き」に捉えたいのですが、、、
実はそうじゃないんですなあ。
設定付きも遊タイムも、「釘」以外の要素を取り込むことで、パチンコのゲーム性に新たな可能性を、、、といえば聞こえはいいけど、 その実態は、「設定や天井をちらつかせることでクソ釘台を稼働させ、 (メーカーの直接の)顧客であるパチ屋に利益をもたらせよう」という邪悪な発想に裏打ちされたハメ込み機能と言わざるを得ません。
如何にして、エンドユーザー(=我々)の射幸心を煽り、消費、否、浪費させるか、の元に開発されたイカサマシステムと言い切っていいかもしれません。

天井とかARTとか一旦忘れて、冷静になって考えてみてもください。
設定付き。遊タイム付き。
店が損することってありますか?
何もない。
設定1でほったらかしたところで、高設定示唆演出が出れば勝手に勘違いして、多少回らなくても追うよね。
多少回らなくても、天井が見えてこれば、追うよね。
その上、ラムクリアで遊タイムは消滅するクソ仕様。(=実質、確変一回分が消滅し、その分が店の利益になる)
店にとってメリットしかありません。

そこには、依存症を撲滅するという大儀など存在しないどころか、 「依存症対策」がいかにデタラメで、形だけの(社会やK察向けの)パフォーマンスだということが見て取れます。 いうならば、設定と遊タイムは、「時代の流れに逆行したコンプライアンスのかけらも感じない、射幸性全快の依存症者養成ギブス」です。
「パチンコは適度に楽しむ大人の遊び」と、大当たりや確変終了後に画面にデカデカと表示しておきながら、 サブ液晶等で堂々と高設定示唆や天井までの残りゲーム数を表示する厚顔。もう、笑うしかない。

美しい国、、、にっぽん!!

繰り返しますが、設定付きと遊タイムは一般ユーザーにとって、何の利益もないどころか、単純に負けやすくなるだけの負のシステムです!! 特に遊タイムは「追わされる」だけでなく、スペックの面でも一般ユーザーに損をさせるようにできているのです。(ホント)

いったいどういうことなのか、、、

それは、、、
当たりやすい「ゾーン」が無いパチンコにおいて、天井があるということは、ハマればハマるほど、期待値は高くなります。(意味わかるよね?)
すなわち、0ヤメ(電サポ抜け後)が最も「ヤメ時」としての期待値が高く、「数ゲームでもハマった状態で止めると、その分を損する」ということです。
現状、ボーダーというのは、天井を考慮して計算されているので、ボーダー20の台では0ヤメをすることで初めてボーダーが20になります。
例えば、300ゲームハマって止める場合の実質ボーダーは20ではなく、21程度まで上がることとなります。 パチンコは1時間で200回転ほどしか消化できないので、 閉店取り切れずのリスクは夕方5時以降実戦からふつーーーーにのしかかってきます。 ということは、当たり前の話しですが、夕方実戦の場合、ボーダーは等価であっても「公表値より上がり、期待値は下がる」のです。

ボーダーは嘘。とまでは言わんけど、公表値より辛くなることは間違いありません。
ハマりヤメが現実的となる夕方以降の実戦は、ボーダー20の台は22になるくらいの感覚は最低限持っておきましょう。


現状、多くの店が閉店時の遊タイムをクリアせず、残しています。
しかし、遊タイムの本質を考えると、近い将来、ホントにすぐ近い将来、「消して当たり前」な時代が来ることでしょう。
それくらいこの世界は腐っており、遊タイムは邪悪な機能なのです。

こんなものは許してはいかん!設定付き同様、絶対に近づいてはいけません!!
パチンコは釘で勝負する大人の娯楽である!!

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